どうも。
ステージタイガーのおじさん担当、アミジロウでございます。
今日は「感銘を受けた作品」というお題でちょっとお邪魔するよ!
さて、皆さんは『インビクタス/負けざる者たち』という映画をご存知だろうか。
監督はクリント・イーストウッド。主演はモーガン・フリーマン、マット・デイモン。
日本では2010年に公開されました。
ネルソン・マンデラを扱った映画といえば思い出す人もいるかもですな。
で、この映画に感銘を受けたのかといえば、そうではなく。
感銘を受けたのは、映画を観る前に聴いた映画評であります。
TBSのラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」内の
名物映画評論コーナー「ザ・シネマハスラー」(現「ムービーウォッチメン」)。
そこで宇多丸氏はこの映画が、マンデラの伝記でも、ラグビーを扱った
スポーツ物(ラグビーW杯南ア大会を軸に話が進む)でもなく、「文化、アートの
効力について」の映画であると語ります。
例えば音楽、例えば詩、例えば挨拶。なんなら余暇であり生産性のないモノと
されがちなそれらが、実は大きな力となり得ることを描いている、と宇多丸氏は、
映画内のシーンを振り返り語ります。
その語り口については僕の拙い文章でお伝えすることはとても出来ないので、
興味を持った方は是非聴いて頂きたい。
この番組はこの春で10年目に入りました。映画評論コーナーは2008年から
始まり、評論した映画は400本以上。僕はその全てを聴いてますが2010年に
聴いたこの評が今でも心に残っており、この度取り上げることにしました。
今回改めて聴いてみましたが、やはりその力強い言葉に感銘を受けます。
色々ある世の中ですが、その中で腐らずにやっていくための指針になる話です。
ちなみにこの番組は他にも色んな特集を企画しており刺激的。最近のヒットは
「疎遠になった友達特集」がなんとも味わい深かったです。
ポッドキャストで色々聴けますので一度ご視聴あれ。
宇多丸が『インビクタス/負けざる者たち」を語る
https://www.youtube.com/watch?v=UWdyy-dbgAE
ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル
http://www.tbsradio.jp/utamaru/