一週間が3日しかないような気がする万歳一座岡野です。
役者に振るつもりが説明するまでに至らないという最低ぶりを発揮しています。
好きな言葉って言われましてもねぇ。
好きな台詞は、劇団夢の遊眠社「贋作 桜の森の満開の下」のこのシーン
夜長姫 さよならのあいさつをして、それから殺してくださるものよ。
あたしも、さよならのあいさつをして、胸を突き刺していただいた
のに。
耳男 オレもせめて、おわびの一言でも叫んでからと思ったけれど、
なにか、もう、あの、ヒメをみると、この、あの・・・・・・
夜長姫 いいの、好きなものは、呪うか殺すか争うかしなければならないの
よ。
お前の大きなミロクがだめだったのも、そのせいだし、
お前のバケモノが、すばらしかったのも、そのためなのよ。
ねえもしも、また新しく、なにかをつくろうと思うのなら、いつ
も、落ちてきそうな広くて青い空をつるして、いま私を殺したよ
うに、耳男、立派な仕事をして・・・・・・
(贋作 桜の森の満開の下より)
これは20歳くらいの頃、今はなき中座の2階桟敷席でおざぶに座って見ました。
ゾッとするとはこういうことなんだなと、しばらく熱にうかされたようになっておりました。
ま、この作品と出会ったからいまだに演劇に関わってたりするんでしょうね。